離婚の慰謝料請求・相談 疑問に対し、わかりやすくご説明させていただいております。

- 養育費はいくらになるのですか。

あかつき総合法律事務所の弁護士の冨永と申します。離婚される際のお子さんの養育費はどの程度になるのでしょうか。

養育費とは、子供を養うために必要な費用のことをさします。夫婦が離婚した後は、子供を養育していない側が、養育している側に支払うことになります。

<期間はいつまでですか?>
期間は、お子さんが成人して大人として自立できる年齢までですが、一般的には、20歳の誕生月までか、大学へ進学することが予想される場合には、22歳の3月までとなります。

<養育費の額は?>
養育費の額は、子供の人数、年齢、夫婦それぞれの生活水準(収入)に応じて異なります。例えば、お子さんが2人(16歳、12歳)で、ご主人の収入が額面で500万円、奥様の収入が額面100万円の場合、養育費は2人あわせて8万円前後となります。

養育費は、夫婦の収入に応じて変わりますので、ある金額で支払いを始めたのちに、収入状況が変わった場合には、養育費の減(増)額を求めることもできます。